採りたてのタケノコを食べたこと、ありますか?
地面にうまっているタケノコを宝探しのように見つけ、それを掘り出すのは、なかなか大変ですが、でも、柔らかくてえぐみがなく、とても美味しいです。
わさび醤油や酢味噌で食べる「タケノコのお刺身」は最高です
タケノコ狩りができる竹林や、タケノコ狩り体験ツアーなどもあるようですので、ご興味がありましたら、ぜひ一度体験してみて下さい。
タケノコは掘りたてでしたら生でも食べられますが、時間が経つと、えぐみが増すので、掘ったら(or入手したら)すぐに茹でましょう。
タケノコの選び方
穂先が黄色く、皮の色も黄色か薄茶色で、小さめでずっしりしたものが◎です。穂先が黒みがかったものや、皮が茶色くなっているものは、収穫されてから時間がたって香りが薄れてかたくなっています。
タケノコの茹で方
1.外側の硬い皮を2〜3枚はがし、穂先を斜めに切り落とし、包丁で縦に切れ目を入れる。
2.鍋にたっぷりの水とたけのこ、赤唐辛子1〜2本、水の量の約1割のぬかを入れ、強火にかける。
3.煮立ったら落とし蓋をして中火で約1時間茹でる。(根元に竹串を刺してみてスーッと通ればゆで上がっています。)
4.茹で汁の中で、そのまま冷まし、冷水で洗う。
※茹で汁にそのままつけて冷ますと、じょうずにアクが抜けます。
タケノコの保存法
アク抜き後、かぶるくらいの水につけたまま冷蔵庫に入れておけば、数日は日持ちします。水は毎日とりかえましょう。
食物繊維が多いので、冷凍保存には向きません。解凍するとベタベタになり、食感も風味もかなり落ちてしまいます。
タケノコの部位別料理法
左上…辛子酢和え(姫皮)
右上…つくね(根元のみじん切り)
左下…ご飯(中央部)
右下…若竹碗(穂先)
タケノコは部位によってかたさが違うので、使い分けて色々なお料理を楽しみましょう
◆ 姫皮(先端の柔らかい皮)…お吸い物の浮き実・和え物・酢の物など
◆ 穂先(上部の柔らかい部分)…椀種・和え物・サラダ・ご飯など
◆ 中央部の適度な堅さの部分…炒め物・煮物・揚げ物・ご飯など
◆ 根元の繊維が多くて硬い部分…薄切りやおろして揚げもの・炒めものなど
旬のタケノコを食べて、思いっきり春を満喫しましょう!
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