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Lohas & Living Food
(ロハス&リビングフード)

料理研究家Yukiyoが食にまつわるあれこれをご紹介します☆
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昭和初期の洋食

今日は、以前ご紹介した、主婦之友 昭和7年7月号の附録本の内容をご紹介します。

昭和7年(1932年)といえば、5.15事件や、上海事変のあった年です。
第二次世界大戦勃発(1939年)より7年も前です。

祖母を含め、24人の先生方がお料理を担当していますが、陸軍大学教官夫人や、東京割烹女学校の先生などが担当していて、とても時代を感じさせられます。



お惣菜向きの洋食や、夏の飲み物が、『魚・肉・鶏・玉子・野菜・ランチ・御飯・パン・麺類・飲み物とゼリー』に分かれて三百種類掲載されています。
シチュー・カレー・マリネ・フリッター・オムレツ・グラタン・チャウダー・マフィン・プリンなど、家庭で作れる基本的な洋食がたくさん載っています。
他にも、洋食の食卓の飾り方や、食卓作法、、ソースの作り方、西洋料理の名称、調味料、西洋野菜、西洋料理器具などなど、詳しく書かれていて、とても興味深いです。


夏の食材を使ったお料理の本なので、夏になったら作ってみます。
レシピを見たところ、このまま作っても、明らかに現代人の口に合わないであろうと思われるものが多いので、今作って食べるとしたら、調味料の分量などを変えたり、アレンジする必要がありそうですが・・・


『お惣菜の洋食について』として書かれている文章です。
時代とともに人の味覚も変わってまゐります。なんといつても今の時代の人には、日本在來の煮たり焼いたりした料理よりも、洋風を加味したものが喜ばれます。
 例へば、鯵の料理をするといたします。煮魚などにしたら、お義理でこそ食べてもくれませうが、誰も喜んでなど食べません。それを、ちょっと塩、胡椒して、フライ鍋でジュとバタ焼きにでもしませうものなら、どんなにか御馳走のやうに喜んで頂きます。・・・

この文を読んだだけで、この時代をうかがい知ることができます。
当時の日本人にとって、西洋料理はとてもハイカラなものだったのでしょうね。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は、昭和33年の東京が舞台になっているのだそうです。
そう考えると、それより更に26年も前なのですから…納得できますね

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| Yukiyo | 温故知新 | 19:54 | comments(3) | - |
コメント
戦前の本でグラタンとかが掲載されているのは驚きました。
| はるか | 2010/02/02 7:12 AM |
3丁目の夕日、見ましたが、シュークリームでとても喜んでいた場面がありました。
この時代より26年も前だったら、西洋料理は本当にご馳走だったのではないでしょうか?
| りく | 2010/02/01 12:15 AM |
戦前のこの時代から、もうこんなに色々なお料理があったのですね。
| 京香 | 2010/01/31 11:42 PM |
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