今日1月11日は鏡開きですねお正月に年神様に御供えした鏡餅を松の内が明けた日に下げていただきます。
お汁粉やぜんざいに入れたり、お雑煮に入れたり、揚げておかきにしたり…と食べ方は色々ですが、鏡餅は食べてこそパワーがもらえるので家族円満を願ってぜひいただいて下さいね。
ところで、関東と関西で、汁粉やぜんざいなど、呼び方が違いますね。
こしあんを使ったさらさらの汁を関東では御前汁粉と呼び、関西では汁粉と呼びます。汁粉は、汁状のこしあんを溶かした汁にお餅や白玉を入れるのでこう呼ばれるようになりました。
つぶあんを用いたとろとろの汁を関東では田舎汁粉、関西ではぜんざいと呼びます。ぜんざいは、一休さんが食べた時に「善哉(よきかな)」と叫んだ説と、出雲大社の神在祭で振舞われる「神在(じんざい)餅」がなまった説の二説あります。
つぶあんを用いた汁なしのものを関東では(小倉)ぜんざい、関西では亀山と呼びます。小倉は、あずきの産地である丹波の地名に由来し、丹波丘陵にある山が小倉山で、丘の名前が亀山なのだそうです。
写真は関東のつぶあんとろとろ汁なので、田舎汁粉ですね。
年神の宿る鏡餅をいただいて、今年も元気にお過ごし下さいね